王様のスナック

本、映画、健康に関する情報をアウトプットしていきます

📖 夢をかなえるゾウ

 

皆さんこんにちは!

ブログを約2年間も更新しておらず、さび付いていたままでした、、、、

平成も残りわずかというこのタイミングでまた再開しようと決心したので、これからコツコツ発信していこうと思います。

おやつをほおばりながら、暇つぶしに見て頂けたら嬉しいです。

 

 

さて、再開一発目の本の紹介はこちら!!

 

 

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

 

 

水野敬也さんの名著「夢をかなえるゾウ」です!!

 

2008年に小栗旬が主演を務め、古田新太の渾身の演技力が魅力的なドラマとして世間に知られている作品かと思います。

 

当時中学生だった王様も、ガネーシャ演じる古田新太の面白さにハマり今でも覚えているドラマですが、小説の内容は忘れかけていたため、今一度読み返してみました。

 

 

【あらすじ】

①主人公の「僕」は”人生を変えよう”と思っているけど、何も変えられない普通のサラリーマン。そこへある日突然、「ガネーシャ」というゾウの姿をした神様が現れ、僕の家に住みつきながら怠惰極まりない生活を始める。
ガネーシャが「今からワシが出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する」と僕に宣言し、次々と僕に対して正当な課題や時には笑ってしまうような難題をだしていく。


⇒ 僕とガネーシャの漫才のような掛け合いで、「成功するためにはどうしたらいいか?」「そもそも成功とは?」といった内容を主人公の僕と一緒にガネーシャから考えさせられる物語です

 

ガネーシャの教え】

本書の中で、ガネーシャから主人公の僕に対して数多くの課題がありました。

その中で、王様が特に印象に残った課題を3つ紹介します。

 

 

 

① トイレを掃除する

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トイレ掃除

以前に「トイレの神様」が流行ったように日本では特に大事にされていることですよね。

玄関掃除やトイレ掃除に関しては、多くの自己啓発書にも書かれています。

そこで、王様も実際に毎日トイレ掃除をやってみて感じたことがありました。

気持ちがスッキリ!!」

ほんとこの一言につきる!! ただ、その気持ちよさだけで終わらないのが肝です!

 

それは………

 

そのあとの作業や行動に自然と「ゆとり」ができるんです!!

 

これは自分でもびっくりしました。

トイレ掃除をしただけなのに自然と心にゆとりが生まれ、他の作業がスムーズに進むんですよね~

 

心の状態ってほんと大切なんだなと痛感しました

 

 

② その日頑張れた自分をほめる

 

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自分をほめる

 これまでこなしてきた課題をふりかえるよう僕に指示したガネーシャ

そのときに語った内容がこちら↓

ガネーシャ)「ええか?こうやって自分が頑張れてるの確認するんはめっちゃ大事なことなんやで。それ、なんでかわかる?」

(僕)「それは…自分を盛り上げるためですか?」

ガネーシャ)「まあそれもそうやけど、もっともっと大事なことがあんねん。それはな、『成長したり頑張ることは楽しい』て自分に教えていくためやねん。頑張らなあかん、頑張って成長せなあかんてどれだけ思ってもなかなか頑張れんのが人間やろ」

 

 確かに人は「成長したい!」「頑張りたい!」と意気込んで生活しがちですよね。

それが思い描くようには中々いかず、自己嫌悪に陥ってしまうことが多い気がするし、王様自身もそうでした。

けれど、このやり取りを目の当たりにしてから、その後、一つ一つその日自分が何でもいいのでできたことを振り返ってみると、何だか自信が芽生えはじめ、以前よりも幸福感が増したのです。

 

現代社会、特に日本は物に満ち溢れ環境に恵まれていることもあり、周りと自分を比べてしまいがちですが、そんなことは気にせず、自分がその日過ごした一日の中でよかったことを思い浮かべ、楽しく生きることの重要性をガネーシャから教わった気がします。

 

 

 

③1日何かをやめてみる

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何かをやめる

ガネーシャ)「たとえば、今の自分みたいにな、変わりたい、今までとは 違う人生歩きたいと思った時、普通やったらどないする?」

(僕)「そうですね…何か新しいことを始めようとするでしょうね」

ガネーシャ)「そうするわな。ま、それも一つの方法やわ。新しいこと始めてうまくいく場合もあるで。でもな、それだけやったら変わるのは難しいねん。……(中略)」

ガネーシャ)「24時間パンパンにして過ごしてんねや。……(中略)さて、ここで質問や。そんなパンパンな状態から新しい生活を手に入れよう思たらどうしたらええ?」

(僕)「何かをやめて時間をつくる?」

ガネーシャ)「そのとおりや。『捨てる』ともいえるなそうやってパンパンに入った器から何かを外に出すんや。……」

 朝起きて学校へ行くor職場へ向かう、よければ夕方、部活や仕事によっては夜遅くと、皆さんの多くが忙しい毎日を過ごしていると思います。ごはんを食べる時間、寝る時間を含めたら24時間ってほんとあっという間ですよね………。

 

そこでガネーシャの教えでもある『捨てる』ことの大切さ!

限られた時間の中で幸せな毎日を送るためにも、自分の好きなことをして過ごすことはマストです。それが自分の好きな趣味や活動、家族との触れ合いの時間、なんでもいいと思います。ですが、「自分のやりたいことがわからない」といった方もいるかもしれません。そんなときは、このガネーシャの教えを思い出し、まずは「自分がしたくないこと」をあるだけ紙に書き出し『捨てる』をおすすめします!

 

王様も時々そういう壁にぶちあたるのですが、この作業をこなすことで「自分に必要なことがわかる」ようになりました!

必要なことがわかると、そこに自然とフォーカスされるので、より毎日が楽しく過ごせるようになったんですよね~(^^♪

 

 

【王様の感想】

 

ガネーシャの教えを受け、今後の生活のプラスにするためにも、以下の3点につながる行動が大切になってくるよう感じました。

 

① 気持ちにゆとりを持つことで、”行動しやすくなる”

ex)掃除、自己肯定、交友

 

② 己を知り、周囲の環境を整えることで、

”人生のコンパス(指針)を持てる”

ex)何かをやめる、得意なことを見つける

 

③ 自分が気持ちの良いこと、他者が気持ちの良くなることを行うことで

”幸福を感じられる”

 ex)自分をほめる、人のいいところを見つける、プレゼントする

 

上の3点を意識しながら毎日を過ごしていけたら……

 

自然と楽しくなっていきそうですよね!!!

 

どんどん楽しいことをしていこう!!

そして、夢をかなえよう!!

 

そんな決心をさせてくれる本でした(笑)

 

水野さんに感謝感謝!

 

end

 

📖 すべての疲労は脳が原因 : 緒本修身

すべての疲労は脳が原因 (集英社新書 829I)

 

# 内容

疲れているのは体じゃない。脳だった!

疲労回復物質の存在が明らかになって以来、疲労に関する科学的調査が進んでいる。
その結果、私たちが日常的に使う「体が疲れている」とは、実は「脳の疲労」にほかならないことがわかった。

疲労のメカニズムとは何か、最新のエビデンスをもとに解説する。また、真に有効な抗疲労対策や乳酸、活性酸素、紫外線、睡眠との関係なども明らかにし、疲労解消の実践術を提示する。

(Amazonレビュー引用)

 

# 感想

昨今まで乳酸が疲労物質として認識していたところ、勉強をしていくなかて゛乳酸は代謝産物としてまたエネルギーとして再利用されることを知り、「じゃあ疲労っていったい何なの?」と思っていた頃に運良く出会えたのが緒本さんが執筆されたこの本です。

 

中身はきれいにまとまっていて、わかりやすく説明されており、とても読みやすかったです。

 

疲労について簡潔に説明すると…

人は無意識に呼吸をしていますが、その呼吸で取り込んでいる酸素のうち1〜2%が活性酸素と呼ばれる内部組織を酸化させるものだそうです。この活性酸素により脳細胞が酸化することで、新たにタンパク質の一種である「ファテイーグファクター」という疲労因子が脳細胞から排泄されます。すると、その状況を大脳の前頭葉にある眼窩前頭野という場所で察知されることにより疲労感を感じるとのこと。

 

以上のメカニズムは前半の1〜2章の早い段階で説明されているので、目から鱗の情報がどんどん飛び込んできて無意識にページを次から次へとめくっていました。笑笑

 

後半はそれに伴い、疲労物質の原因とされている活性酸素にいかにして対抗すべきか?

といった内容に入ってきますので、最後まで色んな疲労に関する情報を入手できました。    

 

 

# まとめ

疲労に関する謎が少し解き明かせたので読み終えてスッキリできる本でした!

日頃の疲労感に悩まれてる方には是非一読をおすすめします!!

 

 

 

疲労=細胞の酸化

 

これは皆さん是非覚えておきましょう!

乳酸ではないですよ!笑

 

ちなみに筋疲労や精神疲労は同じ疲労でもまた少し解釈が違ったものとなります。 

 

 

この本の続編として、実践編やビジネス編などもあるようなので、そちらの方も目を通さねば…笑

 

 

それではまた。

📖 億男:川村元気

 

億男

億男

 

 

# 内容

宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した―。ソクラテスドストエフスキーアダム・スミスチャップリン福沢諭吉ジョン・ロックフェラードナルド・トランプビル・ゲイツ…数々の偉人たちの“金言”をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。人間にとってお金とは何か?「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

Amazonレビュー引用)

 

# 感想

ブックオフの100円コーナーに置いてあり、表紙を見て、「何年か前に王様のブランチで取り上げてたなー。」と、ふと思い出し手にとってしまいました。このところ、キングコング西野さんの「お金=信用」という捉え方にすごく共感していたさなかの出会いだったので、この本にはどんなことが書いてるのか興味深々!即買い!

 

 

 

実際に読み終えてみて、「やっぱりこの世界はお金=信用で成り立ってる」と再確認できました。

 

 

冒頭では、偉人チャーリー・チャップリンのとある演技のワンシーンで「人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ。」という言葉が綴られており、これを見た瞬間、背中がゾワゾワした感覚に陥りました!

 

人によって人生に対する考え方は様々かと思いますが、僕はこのワンシーンの台詞がとっても自分の人生感とマッチしていると気がしました。

 

この小説の中において、チャップリンの言葉が度々出ており、その都度考えさせられるのでそこも見所の一つです。

 

ストーリー的にもとてもわかりやすく馴染みやすい内容でした。億万長者が必ずしも幸せではない理由として簡潔的に書かれている感じです。

 

終盤にかけて、主人公である一男の奥さんが「人は、明日を生きるために"何かを欲する"生き物だから。」と言い放った一言に凝縮されていますね。

 

億万長者は一見華々しく見えるけど、ある一定のラインを超えてしまうと大事な欲求そのものが無くなるということですかね。

 

それは決して物々交換される物だけでなく、他者との思い出や絆とかも入ってくるかと。

 

かといって、億万長者の皆全てがこれに当てはまる訳ではなく、億万長者の中でも得た大金を社会に還元する為に何に使うのか考えている人もいて、そういった人達が本当にお金からも愛される人なんだと思います。facebook創始者ザッカーバーグなんかはまさにそのような人ですよね。

 

 

# まとめ

生きていく中で、お金とは避けて通れない関係にある現代。

 

そんな中を生きていくうえで、お金の奴隷にだけはなりたくないです。

 

今後は社会の目に見えないルールというのを勉強しつつ、「周りの人との信用を培える行動をせねば」と考えさせられた小説でした。

 

 

一日あれば十分読めてしまうほど読みやすい本ですので、"お金に関して興味のある人"

には是非オススメです!!

 

 

 

 

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はじめまして。

 

阿佐ヶ谷在住で一人前のスポーツトレーナーを目指している専門学生です。

 

この頃、思ったことを言語化することの大切さを感じましたので、このブログを通して日常で感じたこと(読書や映画、ニュースなどからの情報)をアウトプットしていこうと思い始めました!

 

自由きままに書いていきますので

宜しくお願いしまーす!